私の好きな広告マンの一人にロッサー・リーブス (Rosser Reeves, 1910年9月10日~1984年1月24日) がいます。リーブスと言えばUSPの発案者として有名です。


 ロッサー・リーブス

今では普通にマーケティングの現場で使われるこのUSP(Unique Selling Proposition)も、リーブスが発案した時には賛否両論をもって受け止められたようです。

リーブスは、広告会社テッド・ベイツ社在籍時代にUSPのコンセプトを生み出し、自らのクライアントに実際に適用して大きな成果を上げました。

リーブスはやがて、USPのコンセプトを一冊の本にまとめ、1961年に一般に公表しました。その書「リアリティ・イン・アドバタイジング」(広告の真実)は、広告・マーケティングに携わる多くの人に知られる名著で、リーブスと同時期に活躍した伝説の広告マンのデービッド・オグルヴィからも絶賛されました。

この、長らく名著とされた同書は一度日本語に翻訳されたものの、日の目を見ずに絶版となり、殆どの日本人マーケッターには知られぬまま時が過ぎました。

私は、一昨年の春にリーブス氏の遺族にコンタクトし、翻訳出版権をもらえるよう働きかけました。ところが、いずれの遺族も高齢を召されており、回答がいただけませんでした。

そうしたところ、同書の再日本語訳が最近発売されているのを書店で見つけ、驚くとともに、その翻訳内容について自分なりに考察を加えてみました。

一方、私も同書の大半を翻訳しており、それを自分のブログで公開することにしました。複数の訳をもって原典に近づく方が、原典の内容によりアプローチできると考えたからです。

以上、一章ずつ不定期にブログにアップしてゆきます。ご意見、ご感想等をコメントに残していただければこの上ない幸いです。

前田健二

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