新規事業の研究 マーケティング ネット広告万能主義の危険性①

皆さんの会社ではネット広告、インターネット広告をお使いですか?

未だにグーグルが破竹の勢いで拡大を続けていますが、10年くらい前まではネット広告といえば「バナー広告」が一般的でした。最近はグーグルに代表される「ワードリスティング広告」が一般的ですね。

さて、このネット広告ですが、これを多分に過大評価する、あるいはこれをもってほとんど万能とする、私が「ネット広告万能主義」と呼んでいる思想を信じている方が未だ少なくないのも実情です。

今回からは「ネット広告万能主義の危険性」と題し、これに対する私なりの批判を展開し、ネット時代の広告戦略について考えてみたいと思います。

さて、ネット広告万能主義者の多くは、ワードリスティング広告(以下、リスティング広告と呼びます)の効果を信奉し、特にリスティング広告と相性の良い業界や業態においては、絶大な効果があげられると主張しています。

確かに、検索エンジンの代表的プレーヤーであるグーグルは、広告で年間売上3兆円以上も稼ぎだしています。つまり、グーグルは広告主がそれだけの媒体費用を投じてくれる巨大メディアであるということでもあります。


 グーグルのリスティング広告

グーグルの昨年2011年の年間売上は3,790億ドル(@82円で3兆1,078億円)で、そのほとんどが広告収入です。広告収入の詳しい内訳は公開されていませんが、大半がリスティング広告であると推測されます。

成長を続けるグーグルのリスティング広告ですが、一方では、

 「最近競合が増えてきて集客効果が落ちてきた」

 「広告表現とかを工夫しないと効果が出なくなってきた」

 「昔のような単純なやり方ではクリックしてもらえなくなってきた」

といった声を少なからず聞くようになってきました。私たちのお客さんにもリスティング広告を昔からお使いになっている会社がたくさんありますが、その少なくない数の会社が、異口同音に上のような事を言い出してきているのです。

確かに、私も実際にクライアントの会社さんとともにリスティング広告を使っていますが、個人的にも、例えば五年前と比較すると、一般的な効果が大分落ちてきているように感じます。

一方で、広告の表現やワードの組み合わせ、モニタリング等を徹底しないと、なかなか効果が上げられなくなってきているとも実感しています。

以上の実感が仮に事実であるとすれば、その背景には一体何があるのでしょうか?

(ネット広告万能主義の危険性②へ続く)

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