前回の記事を読んでいただいた私のお客様の一人から、下のようなご感想を頂戴いたしました。

「ということは、ロゴがあるなしよりもロゴを作ることができる差別化でき る要因そのものが会社にないこと自体が問題だということですね」

私がお伝えしたかったことを端的にまとめていただき、大変ありがたいです。正にこのことを前回ではお伝えしたかったのです。

話はちょっとそれますが、欧米のロックバンドは、バンドロゴと呼ばれる自分達のロゴを持つのが一般的です。先日、ネットで調べ物をしていたところ、イギリスの音楽サイトがバンドロゴのベスト50を発表しているのを見つけました。以下にそのベスト5をご紹介しましょう。

1. ザ・ローリング・ストーンズ

2. ラモーンズ

3. ザ・フー

4. レディオヘッド

5. レッド・ツェッペリン

どれも大変個性的なバンドの個性的なロゴです。そもそもロックバンドなどは差別化要因の塊のようなものですから、その差別化の集大成をもっともシンボリックに表現したものがバンドロゴなのでしょう。欧米のロックバンドは大変な競争環境に置かれているので、他から抜きんでようとする者は、自らの音楽性や芸術性において品質と個性を追求すると同時に、さまざまな手段で差別化を行い、バンドロゴを用いることによってそれを包括的にシンボライズするのでしょう。

ところで、日本にはロックバンドという音楽ユニットが欧米ほど一般的ではないので、そもそもバンドロゴという概念が社会的に普及していません。日本では、どちらかというとタレントやアイドルが芸能界の主要プレーヤーとして活躍しているので、バンドロゴのようなものを求めるのであれば、タレントやアイドルのロゴを探索してみるのがいいかもしれません。

例えば、今大人気のAKB48のロゴを見てみましょう↓

AKBのAに若干手が入れられていますが、ロゴのタイポグラフィとしては弱いと言わざるを得ません。上に挙げた欧米のロックバンドのバンドロゴとの比較が難しいほどマーケティング要素が貧弱なのです。日本の企業は、どちらかというとマーケティングよりも製品やサービスの機能や品質を重視する傾向にありますが、芸能界においても似たようなコンセプトが志向されるのかも知れません。

(ロゴの重要性③に続く)

 

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