日韓関係が冷え込んでいますね。ヨン様を筆頭に韓流ブームが一時沸き起こりましたが、それに反発するかのようにフジテレビデモや在特会デモが頻発し始め、世の雰囲気が変わり始めました。

さらに追い打ちをかけたのが李明博大統領の竹島上陸と天皇陛下謝罪要求発言。これにより日本の「韓国離れ」がいよいよ鮮明になり始めました。

そうした流れの中、韓国とは一体どういう国なのか、韓国人はどのような教育を受け、どのような社会や思想を構成しているのかという疑問を持ち、調べ始めた日本人も少なからずいたと思います。

そういう私も実はその一人で、私もその頃から韓国について書かれた本を読み、ネットで調べ、ブログやソーシャルメディアを渉猟し始めました。

韓国関連本は相当数読みましたが、中でも韓国の実態を本質レベルで教えてくれたのが作家の豊田有恒氏の

韓国が漢字を復活できない理由(祥伝社新書282)

でした。

豊田氏はSF小説家として有名ですが、一方で訪韓回数五十回を超えるベテランの韓国ウォッチャーでもあります。韓国語が堪能な同氏は、韓国が漢字を廃止した理由と、韓国が漢字を復活出来ない理由を論理だてて説明しています。

詳しくは本書を実際に読んでいただきたいと思いますが、端的に言うと、韓国が漢字を廃止したのは韓国語の語彙の70%が日本製漢字語であること。そして韓国政府が反日を基本政策としており、韓国語から日本製漢字語の廃止を目指したこと。さらにハングルは世界一優れた言語であるというハングルナショナリズムが国民に広く浸透しており、また漢字を復活してしまうと韓国語の語彙の多くが日本由来であり、韓国語は日本語により「言語学上の文化変容を受けた」という事実が国民に知られてしまう故復活出来ないとしています。

韓国は建国当初から漢字の廃止を打ち出していて、漢字廃止をいよいよ決定的にしたのが朴正煕大統領が1965年に日本と締結した日韓基本条約であったというくだりは、韓国の歴代政権の歴史と思惑と背景がワンセットで理解出来る、優れた描写になっています。

「司法」「立法」「行政」「人権」「共産主義」「といった政治用語から、「哲学」「科学」「経済」「物理」「化学」「進化論」「自然淘汰」「原子」「元素」といった科学用語等々、日本の先人たちは西欧から多くの知識を取り入れるに際し、苦労して自分たちの言葉に翻訳してきました。

そうした日本製漢字語は、漢字の母国中国にも逆輸出され、多くが採用されてきました。「中華人民共和国」という国名の「人民」「共和国」は日本製漢字語です。日本による統治を受けた韓国は、中国以上に日本製漢字語を取り入れてきました。

人気韓国人ブロガーのシンシアリー氏によると、現代の韓国では漢字はすでに機能しなくなったそうです。自ら漢字を廃した韓国と韓国人にはどのような未来が待っているのか?韓国問題に興味をお持ちの方のみならず、国と言葉という事について考えてみたいという方にもおすすめの一冊です。

 

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