マーケティングの達人

「新規事業の研究」は「マーケティングの達人」に生まれ変わりました

新規事業の種

新規事業の種の研究 S工業の事例⑤

やがてS社長は行動を開始します。S社長が最初にとった行動は、株式会社Hに対してM&Aの申し入れをすることでした。営業機能が欠如している株式会社Hを買収し、営業を司る機能としてS社長自らを組み入れようとしたのです。株式会社Hは、否定的な反応こそ示さなかったものの、一方で積極的な反応も示しませんでした。株式会社Hは、どちらかと言うと旧態依然としたままで経営を続けたいというのが本音のようでした。

S社長はさらに考えました。今までインターネット等を使って相当の集客をしてきたが、それらの見込み客はS工業をXシステムのメーカーだと考えてアプローチしてきている。実際、商品サンプルやカタログを請求してくる見込み客のほぼ100%はS工業をXシステムのメーカーだと考えている。

であれば、施行のみならずXシステムの素材そのものの製造を開始すればいいではないか。S社長は自然とそのように考えるようになってきました。今まで散々集客をしてきたものの、製品についての問い合わせ客はすべてそのまま株式会社Hへ渡して来ている。また、せっかく渡した問い合わせ客に対しても株式会社Hはロクに対応しておらず、商談を無駄にしてしまっている。

自社内の豊富な見込み客リストに対してすら何ら行動を起こさない株式会社Hの営業姿勢にそろそろ呆れてきていたこともあり、S社長は自らXシステムのメーカーになるべく動き始めます。製造委託先にアプローチし、商談を重ね、マーケティング計画を練り続けます。S社長の迅速な行動により、S工業はS社長の決断から半年程度でメーカーとしてスタート出来る体制を整える事ができたのです。

(続く)

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1 コメント

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