昨日、イオンがペットの葬儀ができる霊園を紹介するサービス「イオンのペット葬」を開始すると発表しました。イオンは以前より人の葬儀サービス事業を展開していましたが、今回の新事業はその新メニューの一つとして開始されたようです。

少子化と高齢化の同時進行と独居家庭の増加等のトレンドから、ペットと暮らす人が増加しています。対人関係の希薄化からか、ペットをまるで家族の一員か、場合によっては家族以上の存在としてとらえる人が増えています。

イオンのペット葬では、合同葬、個別葬、立会葬と三つのメニューが用意されており、料金も猫一匹10,000円からと非常にリーズナブルになっています。支払いにはクレジットカードも利用可能です。

財団法人日本ペットフード協会によると、平成21年度の我が国の犬猫飼育頭数合計は約2200万頭で、年代別飼育率は高齢世帯ほど高くなっています。ちなみに平成21年度の我が国の出生数は106万9000人、こどもの数(15歳未満人口)は1714万人となっています。子供の数よりも犬猫飼育頭数の方が500万近く多くなっています。

生まれる子供の数が減り、飼われるペットの数が増えるか、高止まりで推移するというトレンドは今後当分続くと思われます。ペットの葬儀サービスは、そのトレンドの中で必然的に誕生した新規事業の典型例と言えるでしょう。

財団法人日本ペットフード協会「平成21年(2009年)犬猫飼育率全国調査」

 

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