新規事業の種の研究 他人の会社内にある不満の種

オラクルのラリー・エリソンがIBMの研究員であったコッドの論文に触発され、自らリレーショナルデータベース管理システムを開発したことを先に書きました。エリソンの事例は、いわば他人の会社内で生み出されたものの、何らかの事情により発芽できない、または発芽したにしても思うように育っていない事業を、その会社の外で発芽させ、大成長させた事例であります。

このように、自分の会社内ではなく、他人の会社内で生まれた新規事業の種を、自分の会社に持ってきてしまってそのまま育ててしまうというやり方は、やりようと場合によっては非常な成果が見込める可能性があります。

Prism開発プロジェクトを中止され、DECを追放された天才プログラマー、デービッド・カトラーとその同僚をチームごとマイクロソフトへ入社させてWindows NTを開発させたビル・ゲイツの話は有名です。マイクロソフトほどの規模ではなくても、現在の会社内でくすぶっている、思うように仕事が出来ていない人やチームを探し、彼らの新規事業を自分の会社で発芽させて成長させることができれば大きな意味があるでしょう。

その意味で、新規事業の種を持っていて、かつ現在の自分の会社内で思うように働けていない人に巡りあうための人脈がやはり重要ということになります。特に、自分の業界内での横の人脈を広くし、どの会社のどの人物が何をやっていて、どういう不満なり課題を抱えているかを把握できれば非常に価値のある情報となるでしょう。

 


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