起業家の研究・ラリー・エリソン①

データベースソフト最大手オラクルの共同創業者でCEOのラリー・エリソンの名前を知らない経営者は少ないでしょう。本名ローレンス・ジョセフ ”ラリー”・エリソン(Lawrence Joseph “Larry” Ellison)は、1944年8月17日にニューヨークのブロンクスで生まれました。母親のフローレンス・スペルマンが19歳の時に生んだ子で、父親はイタリア系アメリカ人のアメリカ空軍パイロットで、フローレンスの妊娠が明らかになる前にアメリカ国外へ配属されていきました。

生後9カ月でエリソンは肺炎にかかり、自分では育てられないと考えたフローレンスはシカゴのユダヤ系アメリカ人の叔父と叔母に養子として引き取ってもらいます。この辺の事情は、私生児として生まれ、ユダヤ人の夫妻に養子に貰われたスティーブ・ジョブズの生い立ちと近いものがあります。

ユダヤ人家庭の養子となったエリソンは、ユダヤ教徒になることは否定しています。ユダヤ教の成人式バル・ミツバを拒否し、「ユダヤ教は興味深い神話であるが、自分は信じない」と発言、自らの宗教的立場を表明しています。この辺も、ユダヤ人家庭の養子になったもののユダヤ教徒にはならず、かえって仏教徒になったスティーブ・ジョブズと近いものを感じます。

エリソンはシカゴの中流ユダヤ人地区で育ち、高校を卒業後地元のイリノイ大学へ入学、途中で退学します。その後、シカゴ大学を経由して西海岸のカリフォルニアへ移り住みます。

カリフォルニアの電子機器メーカー、アムペックス社に就職したエリソンは、そこで同社がCIA向けに開発中のデータベース開発プロジェクトに配属されます。彼はそのプロジェクトを”Oracle”「オラクル」と名付け、次第にリレーショナル・データベースの世界へ関わってゆきます。

(続く)


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起業家の研究・ラリー・エリソン① への1件のコメント

  1. 匿名 より:

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