最近、巷ではいわゆる嫌韓ブームがかまびすしい。街の書店へ行けば「呆韓論」「悪韓論」「なぜ「反日韓国に未来はない」のか」といった各種の嫌韓本が専用のコーナーに山積みにされている。ネットでは各種の「嫌韓ブログ」が人気ブログランキングの上位に並び、ネットにおける巨大なコンテンツとして君臨している。テレビでも、最近「韓国いい加減にしろ」「反日韓国の正体」といった類の番組が散発的に放送されるようになってきた。

書店に並ぶ嫌韓本

最近のこの一連の嫌韓ブームとは、一体何なのであろうか?

思うに、日本人が「嫌韓」に目覚めたのは2011年8月頃から発生した主要テレビ局による「韓流ゴリ押し」とそれに対する抗議行動がひとつのきっかけであったと思われる。当時、KPOPや韓流ドラマが某巨大広告代理店が展開する大キャンペーンに乗せられて日本のメディアを席巻していた。テレビや雑誌があまりにも韓流をまくしたて、KPOPアイドルを礼賛するのに消費者サイドが不審と違和感を抱き、一部が反発し始めた。最初は小さかったそのムーブメントも次第に巨大化し、ついにはフジテレビ抗議デモと呼ばれる一連のデモ運動にまで発展した。

日本とアメリカで普通の教育を受けてきた漏れは、2011年頃にピークを迎えた韓流ブームに対し、特段の感情もイメージも抱いていなかった。最近はなぜか韓国人アイドルがテレビによく出るなといった程度の感想は持っていたが、「嫌韓」といった類の感情は持っていなかった。

そして、決定的だったのは2012年の韓国のイ・ミョンバク大統領による竹島上陸と、同氏による天皇謝罪要求発言であろう。

「(日王が)『痛恨の念』などというよくわからない単語を持って来るだけなら、来る必要はない。韓国に来たいのであれば、独立運動家を回って跪(ひざまづ)いて謝るべきだ」(月刊『WILL』2012年12月号)

イ・ミョンバク大統領によるこの発言こそ、日本人の怒りを最頂点に至らしめ、日本人をして韓国を許さないという風潮にせしめた決定打であったと思われる。韓国は、越えてはいけない一線を越えてしまった。普段は辛抱強い日本人も、ついに堪忍袋の緒が切れてしまった。

そして日本人は調べ始めた。韓国について、韓国が主張する従軍慰安婦問題を含んだ歴史問題について、あるいは竹島問題について、ひいては日韓併合や、彼らのいわゆる日帝植民地時代について調べ始めた。

ネットでは燎原の火の如く情報が伝播していった。韓国とはいかなる国なのか、韓国が主張している一連の問題とは何なのか、彼らの主張は正しいのか、彼らの国の教育や、彼らが認識している歴史とはどのような内容なのか。

こうした一連の情報は時間の経過とともにますます多くの日本人へと伝わっていった。そして、韓国に新しい大統領が就任した頃より、多くの日本人がそうした情報を基に、韓国に対する、以前とは一変してしまった感情を抱くようになってしまったのである。

(続く)

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Column "Hitorigoto"

最近の嫌韓ブームに思うこと Part1